2013年11月28日
めったに会えない”花魁”(サツマイモ)の妖艶なねっとり食感が忘れられない
こんにちは。@machikomaki33 です。
みなさん、サツマイモの種類に「花魁」というものがあるのはご存じですか?
この品種は戦時中のごちそうとして愛されていたものとのこと。
この珍しいお芋を知多半島の無農薬野菜農家さんから手に入れた方のご好意で、みんなでいただいたのですが、さすが花魁です!!
ねっとりあまーーい食感がヤミツキのウマすぎるイモでした!
花魁(イモ)ってなんやねん
全くもってステキな名前のおイモですが、そのおいしさは有名グルメブログのやまけんさんも絶賛しております。
ほそーいボディの中にほんのり紅をさし、しかも食感が甘く、そしてねっとり。
イモの食レポなのに官能小説みたいになっちゃいうのが不思議。
やまけんの出張食い倒れ日記:つづき。。。 美しき芋、その名は 「花魁(おいらん)」。
この品種は明治初年にはすでに九州地方にはあったようで、わりと歴史のある品種なんだそうです。戦時中に人気があったというのは、やはり食糧難時代の必須食材としてサツマイモはよく登場しますよね。
イモを栽培してくれた青木昆陽先生に感謝です。
よくあるベニアズマのような太くてどっしりしたようなものではなく、やせこけてて一見貧相な品種なせいかも。
花魁はほっそりボディで真っ白です。
そのいわれは諸説あるようですが「白くて中身が赤いというところで、イモ真っ白にお化粧して紅をさす花魁みたい」と言われたからという説がありました。
食べたらビックリの甘さ。
食し方は、切ってオーブンで50分ほど焼きました。
芋焼酎の原料でお馴染みの黄金千貫と紫芋と一緒に焼きましたよ。
みためはこんなかんじ。あんまり焼き色もなくちょっと貧相。
まあ、戦時中に人気っていうから味は淡白なのかな?と思っていたら。
あ、甘い!!
にゅーっと抑えてみたらわかるねっとり感。
なにもつけなくても広がる甘さにみんなヤミツキ。
付け合せにおこのみでカルピスバターが用意されましたが、シンプルに素材だけで十分でした。
また食べたいですし、売ってたら箱買したいほどです。
ちなみに、現在この品種を作っているところはほとんどないんだとか。
通販で購入できるのは一般的な安納芋などホクホク系ばかりです。
加工品も当然少ないですが、東京スカイツリーのおみやげとして花魁が使われたお菓子も販売していたそうですよ。
フェスティバロの微笑み 東京スカイツリー限定の商品「おいらん」がお中元に登場です!
みなみ風」 …
どこかで出会ったらかなりラッキーな品種。
ぜひ「花魁」(サツマイモ)たべてみてください!