【レポート】薩摩を岐阜で濃く味わえた「西美濃西郷どんナイト」


6月23日初のバスツアー付き歴史ナイト、「西美濃西郷どんナイト」を開催いたしました。
初と言えば、歴史ナイトも岐阜で開催するのははじめてのこと。
岐阜といえば織田信長より先に、薩摩との絆をテーマに開催することに。

合計32名の方に参加いただき、とても楽しい1日を過ごすことができました。



雨の治水神社のおもてなし



岐阜県のどのエリアでもやっているかはわかりませんが、小学校の郷土学習で必ずテーマになるのが薩摩藩による「宝暦治水」で、知識を得た後社会見学で千本松原に行くコースです。
私は、平田靱負の話を読んで感想文を書いた覚えがあります。

そんな中、大河ドラマは『西郷どん』、垂井町にある郷亭さんは「鹿児島と岐阜の絆」をテーマにしたお店、西美濃は幕末に関連する史跡が多い。もうこれはやるしかないんじゃないの?ということで、開催するに至りました。

バスツアーからの参加者は名古屋駅集合。
強めの雨の中、バスに乗り込み治水神社を目指します。

夜に撮ったのですが、バスには「西郷どんNight」という札が!




今回のバスガイド&司会進行は小林くん。驚くほどうまくて「プロなんですか?」というレベル。
本職と言っても違和感ないほどの上手さでした。ちなみにバスガイド、今回が初めてだそうです。


約1時間で治水神社につきました。雨はいっそう強くなります・・・
こちらで現地集合される参加者さん(希望した方のみ)と合流します。

治水神社のガイドは海津市おもてなしガイドの村上さんです。


村上さんの粋な計らいと治水神社の宮司さんのご好意で、雨が強くて大変とのことで特別に社殿にいれてくださいました。

そしてお祓いまでしていただけました。なんという約得。
村上さんも今まで入ったことがなかったというほど、貴重な体験となりました!
本当にありがたいです。

社殿で村上さんに海津としての薩摩への思い、治水工事についてをお話しいただきました。
その後は御朱印をもらったり、参拝したり見学したりと思い思いに過ごしてバスへ戻ります。

今まで快晴の千本松原、治水神社しか行ったことがありませんでした。
今回は、強い雨の中での治水神社。三川分流工事の壮絶さがイメージできた気がします。

バスの中では平林さんの講演会、乾杯で歌う「薩摩兵児謡(さつまへこうた)」の予習を軽くして、会場の郷亭さんに向かいます。



平林さんの講演会と甲冑ワークショップとさつま黒鶏の水炊き


郷亭さんに到着。

伊吹交通のバスの運転手さんのはからいで、入口の前にバスをつけていただきあまり濡れなくても良いようにしていただきました。
そっと気が利くことをやってくださるのが素敵。

玄関でお迎えするのが半兵衛公の甲冑と素敵なお花とライティング。
ものすごーくかっこいい!!みなさん、カメラを構えて凛々しい甲冑をたくさん撮られていました。


お部屋についたらコーヒーを飲んで、こちらから合流される参加者さんも集まり建物見学をしにいきます。

屋久杉、春日杉、赤松、黒松、欄間のデザインなどなど桁外れの高級建材と技術が使われている邸宅で、驚きの連続。
「どこの博物館でしょうか」という感じです。



そしてお待ちかねの丸武産業の平林さんの講演会テーマは「薩摩兵児歌にみる西郷どんと薩摩武士の強さ」

講演会中は撮影不可、かつ講演内容は参加した方だけの特権で公開はできませんが、平林さんの知識、薩摩愛に圧倒されました。

雨降りについて、雨は薩摩では吉兆の象徴で「島津雨」ということを教えていただきました。
島津の初代が生まれた日が雨だったと言うことから来ているそうです。
なので、今日はとてもいい日、と言っていただき、雨が素晴らしいもののように感じました(単純)。

薩摩兵児歌の練習もここで行いました。

そして休憩を挟んで、希望者の抽選箱から幸運にも1名選ばれた方のみが着られる竹中半兵衛の甲冑のレプリカ(約150万円)

着付けは平林さん直々に行っていただけます。


当選されたかたがモデルになって、着付けの順番、意味などを学びます。

甲冑を着慣れている参加者さんに着物の着付けをお願いしました。
突然のお願いでもにこやかにお力を貸して下って、とても嬉しくありがたかったです。

半兵衛公。兜は想像以上に重いそうですが、めっちゃくちゃかっこいいですね。
御本人軍師な感じで、お似合いです。


そしてここでもツアーのプレミアム仕様!新聞紙カブトの兜飾りは、オリジナル歴史グッズを作っている小川新聞さん提供の島津家紋バッチ!
すでに使用したので新聞紙がヨレヨレですがバッチはお土産でいただけました。



こちらをかぶって皆で記念写真。


鹿児島の貴重な鶏肉「黒さつま鶏」の水炊きを囲んでの懇親会


そして水炊きを囲んでの宴会。水炊きの鶏はなんと黒さつま鶏です。
さつま黒鶏は薩摩地鶏のハイブリッド版で、なかなか出会えない超レアな鶏
グツグツ煮込まれて、良いお出汁が出ています。

黒さつま鶏の溶岩焼きもいただきました。
ジューシーで味わい深い、庶民な味覚の私でも違いに気づくほど。

美味しすぎて写真撮り忘れ。
グツグツのスープ、さまざま具材。


お雑炊、デザートまで堪能してお腹がいっぱいです。

焼酎もまた豪華。村尾、金山蔵といったレア焼酎、西郷どんの夢、赤兎馬は飲み放題。
前割りでまろやかになった状態でした。




数量限定で村尾、金山蔵の残り分、平林さんの差し入れの鉄幹など3種類の芋焼酎も前割りで数量限定で提供。

豪華すぎる勢いで焼酎がでてきます。飲み放題はソフトドリンクだけでなく、ビールも飲み放題に急遽加わりものすごーーく豪華!

ここで盛り上がったのがプレゼント抽選会。

平林さんが参加者様全員にということで、お土産を持ってきてくださいました。
プラス、参加者さまから提供のお祭りの写真で有名なデン真さんの写真集、レアな焼酎のプレゼントをご提供いただきました。



さっそく抽選会。

こちらも可愛い抽選箱です。
運の良い方は2回、プレゼントが当たっていました。


女性の運が強いかった印象です。

宴もたけなわ。最後にご挨拶を郷亭オーナーの中野さんからいただきました。
「4年間営業してきた郷亭は、本日で営業終了します」という衝撃の発表。「えええ!!」というおどろきの声。
親会社の倒産により、こちらの邸宅も使用ができなくなったことが理由だそうです。


中野さんは箱根の強羅温泉にて、お料理旅館を経営されるそうです。きっと素敵なところなんだろうなと思います!

そしてバス組は名古屋駅に無事に到着し、ご自宅へ帰っていかれました。
長い一日のはずが、あっという間!

本当に楽しかったです。

ツアーを終えて


今回はゲストの平林さん、海津市おもてなしガイドの村上さん、伊吹交通さん、歴史ナイト共催の小林くんの名司会、いつも一緒にやってくれる歴史ナイトスタッフたち、私たちの企画を応援して参加してくださった皆様のおかげでものすごーく楽しい1日を過ごすことができました。

今回は初のバスツアー。「面白うだからやってみよう」から始まったものの。いろいろと乗り越えなければならないこともあり、素人が手を出すには大きすぎる規模だったのではと悩む場面もありました。
しかし開催まで共同開催の小川新聞さん、郷亭の中野さんと協力し、一緒に悩んで迷って会を運営させていただいたことがとても勉強になりましたし、楽しかったです!

本当にありがとうございます!

以下、余談。

毎回歴史ナイトは儲かってるの?仕事なの?趣味なの?何目的なの?と、聞かれるたび特に答えがないので困っていました。

いろいろ考えると、地域に紐づく歴史が好きな人の想い(偏愛気味なほうが好み)が好きなので、何かとかけ合わせてみたら楽しんじゃない?という、5才児くらいの無邪気な動機でやっているのだと思います。特に「おもしろそう」以外理由がないんです。

やってみるまでの過程は大変なこともありますが、結果出会える人の温かさとか、みなさんの楽しそうな姿とか、そのときにしか味わえない感覚に出会えて、最高の1日になる。先がわからないから面白いというのが良いんですよね。

まとまりはありませんが、無邪気に歴史の何かやってる人たちということで、今後も何かやっていくのでピンときたらお気軽に遊びに来て下さい!

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カテゴリ:名古屋歴史ナイト