2017年05月26日
徳川美術館『天下人の城』応援団ブログのキックオフMTGに参加しました
7月15日から9月10日まで開催される徳川美術館の企画展「天下人の城展」を応援すべく、「天下人の城〜徳川美術館」という応援団ブログが始まりました。
武将JAPAN様とカツイエ.comがコラボで運営をさせていただくことになりました!
そして「徳川美術館の応援団はじめました!与力(お仲間)募集中」で集まったメンバー8名で、キックオフMTGが開催に。
こちらに早速参加してきました。
部屋に入った途端、盛大なおもてなしで感動し、スペシャルゲストにも感動。
応援団の皆様との意見交流は本当に面白くて、時間を忘れて楽しみました!
徳川様のおもてなしがすごすぎ
5月25日の15時半というなかなか集まりにくい時間にもかかわらず、8名の方が集まるということで気合の入ったおもてなしがみられます。
初お目見えの企画展のポスター。
小牧長久手戦図屏風(レプリカ)と徳川家康の着用の甲冑(レプリカ)。
名古屋城の模型
本物の火縄銃
千鳥の香炉
模造刀
特にすごいのはコチラ!
パッと見はただの木の塊ですが、こちらは名古屋城の天守のシャチホコと屋根を繋いでいた真柱。
本物です。
そして徳川美術館名物、来客者用の葵の御紋の湯呑み。
「ありがたやー」とつい、いいたくなる湯呑みです。
こちらを用意してくださったのは学芸員の原さん、事務局の加藤さん。
「たいしたことはしていません」とおっしゃっていましたが、相当たいしたおもてなしです。
レプリカでもレベルが違いすぎる・・・!
スペシャルゲストは千田嘉博先生
そして今回のためだけに奈良から来てくださったのは千田嘉博先生!
豪華すぎます。
先生はすでに応援団会員番号1番です。
原さんによる展示会の見どころや目玉を聞きます。
この展示品を集めてくることがスゴイことなんだそう。
展示リストを拝見しましたが、錚々たる場所から集めた貴重なものがみられます。
その後、実際に展示でどう工夫をしているかを見に行くべく、5月28日まで開催中の「金と銀の国 ジパング―輝きときらめきの美術―」を見学させていただきます。
原さんによる見どころの解説。ただ自分で見学するだけでは味わえない作品の背景などを聞けて、すごく面白かったです。
緊急公開の装飾経も見られました。
紙の美しさがわかるような展示をしているのだそうです。
三代将軍徳川家光(大猷院殿 1604~51)の十七回忌の追善供養のために写された経典「紺紙金字法華経(大猷院殿十七回忌追善一品経)」33巻のうち、所在不明で幻と言われていた「化城喩品(けじょうゆほん)」と「法師功徳品(ほっしくどくほん)」の2巻(個人蔵)が、このたび徳川美術館に寄託されました。
参加者による盛り上げ企画のアイデア出し
戻ってから応援団に立候補してくれた方達による、盛り上げアイデアを発表していただきます。
みなさんとても面白いアイデアを提案してくださっていました。
まったく徳川美術館に来たことがない人向け
刀剣ファン向け
地元の方向け
歴史が大好きな人向け
いろいろな目線での企画が出てきて、どれも面白そう。
今後、私が応援団ブログでやっていきたいのは、展示では書ききれない「背景」の情報。
カツイエ.comお得意の現地に行ってくる系で寄稿したいと思います!
最後はこのずらりと並んだおもてなし品の中から体験学習で使っている「本物の火縄銃」を、原さんが分解して解説してくださいます。
『おんな城主 直虎』の中で、瀬戸方久が「なかなか尻の部分が完成しない」と言っているのは、このネジを作れないという意味なんだとか。
ネジがしっかり閉まらないと、熱を受け止める部分がないことになり火縄銃としての機能を果たせません。
ネジは偉大なんですね。
そんな背景をアレコレ聞いていると、あっという間に時間が経過。
徳川家康着用兜の試着もできたので、千田先生がさっそく体験。
「徳川家康はじめました」
徳川家康はじめました。#徳川美術館 #天下人の城 pic.twitter.com/Ljlj6GTfSD
— 千田嘉博_奈良大学 (@yoshi_nara) 2017年5月25日
原さんや先生、スタッフのみなさんの「天下人の城」に賭ける想いが伝わり、やる気になりました。
それぞれが得意なところで、この企画展の魅力を伝えていけたらと思います!