ただ石を積むだけじゃない。地味だけど奥が深い「石垣積み体験」

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先日の可児市の山城へ行こう!のイベントの中に、ひっそりと「石垣積み体験」なるものがありました。
石垣積みなんて、ちょっとした武士気分が味わえます。
やっぱり築城と戦場をこなしてこその武士ですよね(多分)。

なかなか味わえないイベントなので参加してみました。

野面積みっぽいことを体験できる

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会場の端っこの方にひっそりと石垣積み体験のコーナーがありました。
こちらはなんと無料です。
教えてくださるのは庭・ガーデニング、外構・エクステリア用のおしゃれな庭石(自然石)を輸入販売しているおしゃ楽さん。

ただ石を積むだけでしょと侮るなかれ。
これがまあ難しいのです。

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2人1チームで職人さんがついて教えてくれます。
道具はこの石と砂のみ。

結構たっぷりの情報がかかれた、石垣の積み方のプリントを渡されました。
なんとA4裏表4枚に渡るボリュームです。

私はものづくりとアートに関しては、センスも技術も絶望的なのです。
プリントを見た瞬間、「難易度高い・・・!!」とすっかり腰が引けていました。

しかし、今更引けないので、とりあえずチャレンジしました。
職人さんによると、石を品の字に積んでいき、高さを揃えていくだけですとシンプルな説明。

石は形がバラッバラ。ちょうどいい塩梅の石は見つかりません。
せっかくいい感じで積んでも、無理やり突っ込めば積んだ石垣をぶち壊すことになります。
すると、どこかに良い石はないかごそごそと石の山をあさります。

ちなみに石なのでピッタリまっすぐはまるということはありません。
そういう場合は砂で間を埋めて、行けば良いとのこと。

しかし、素人はどの空間なら砂で埋めるテクが使えて、どれだと石を変えなければならないのかがサッパリわかりません。

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もう、職人さんの言われるがままに1~2段は積み、それ以降はこんな感じかな?というのを積んでくことができました。
正直全然ダメだと思っていたのに、意外とハマる。若干拒否感があったのも忘れて、無心に石を積んでいました。
でも、ほぼ職人さんが手伝ってくれましたけど・・・

こちらは他の方が積んだ石垣。
真ん中に石が入ってオシャレな積み方。
聞けばほとんど職人さんが作ってくれたそうです。
どこでもそうなのですね・・・

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こちらは歴史ナイトスタッフの杉浦ちゃんと一緒に積んだ石垣。
石垣というか、オシャレな庭を作っている感じですね

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ただ石を積むだけなのに、なんでこんなに難しいの!ということがよくわかりました。
城の石垣を積む人ってスゴイなあと、武将たちに敬意を払いたくなります。
特に野面積みは石の形が様々なので、どう使っていいか全然わからない。
よく戦に耐えられる城やら、大きな天守やらを支えるものを制作したものだと関心します。

小さな庭の飾りでこんなに苦戦するのに・・・

ちなみにおしゃ楽さんでは、2日間の合宿を経て学ぶようです。
第9回「石積み講座」

・・・体験レベルではサクサクできないはずですね。
初めて石垣積みが体験できて、いかにこれが難しいかはしっかり学べました。

また積んでみたいです。

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カテゴリ:戦国ネタ