桶狭間のフィールドワークで気に入った場所その1「砦公園(善照寺砦跡)名古屋市緑区」

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桶狭間ナイトでは今回、珍しく3回もフィールドワークに行くということを行いました。
あそこは、歩いて巡るとめちゃくちゃ楽しい場所なのです。

かなり回ったので順番にご紹介します。
今回は元・善照寺砦の跡地である砦公園。

ここは、信長のトリッキーな戦術に確信を持てる場所としてものすごく面白かったです。

善照寺砦に行く前に鳴海城を確認

ポイントは「鳴海城の付城である善照寺砦からは、どういうわけか鳴海城が見えない立地にあった」ということを確かめに行くフィールドワークです。

位置関係はこちら。

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画像引用:桶狭間(http://blog.zaq.ne.jp/hazama/article/1/)

というわけで、鳴海城(仮)として、マンションを目印にします。

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そしてまずは鳴海城公園跡。市役所のすぐ近くにあります。

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かなり道幅も狭い小高い場所にある公園。

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竹やぶを見るに昔は断崖だった模様。

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ここから見えたのはなぜか「大高城」のみ。

位置関係的に、鳴海城からも善照寺砦からもお互いの姿が見えないとおかしい気がしますね。

善照寺砦からは?

善照寺砦は現在、砦公園という名前になっています。

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ちなみに本当に鳴海城はみえないのか。
公園裏の坂。堀の跡らしいです。
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もう少し先へ進むとまた坂道。どうやらここが城の一番先の様子。

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ですがこれは見えません。
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小高さ的にも結構ある感じ。なのに鳴海城が見えないって謎。

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謎はこの展望台から見るとわかります。

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そこからくっきり見えるのは「おけはざま山」
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要するにこの千田嘉博先生の正面奇襲説を確かめに行ったのです。
その説を説得するには、善照寺砦からは鳴海城が見えなくて、桶狭間山が見えることが確認できないといけないわけです。

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どういうことかというと、圧倒的に兵力の数が劣勢の信長軍が使った戦法は、すべて相手から丸見えになるところで戦うのではなく、谷山という地形の死角を利用して、相手の一部の兵とだけ戦うこと。その一瞬をずっと狙ったという方法です。

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実際に善照寺砦からは、桶狭間山がしっかり見えて、非常に感動しました。
なるほどねえー。谷山にできる死角で兵の数を分断させて、奇襲する。その様子を他に知られないから、相手の軍勢の援軍も来ない状況だけを狙うなんてすごいですね。

そんな感じで、前回の桶狭間ナイトではこの本を中心にフィールドワークしました。
ま、ユルくこのシリーズは続きますw

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カテゴリ:戦国ネタ