【レポート】堀川と酒と「福島正則ナイト」


4月21日に第15回めの歴史ナイト「福島正則ナイト」を開催しました!

内容は堀川開削の陣頭指揮をとったこと、大酒飲みだったということから堀川とお酒をからめた内容となりました。
第1部はガイドさんと「堀川まち歩き」、第2部は美味しいお酒とお料理とライトニングトークでワイワイやる。
歴史ナイトらしいユルさで、とっても楽しかったです!



朝日橋から洲崎神社まで堀川の歴史をたどる


今回の企画は歴女医のマリ先生(著書は『戦国診察室』)が、前々回の歴史ナイトのアンケートに「次やりたいこと」でアイデアを書いてくださったことから実現しました。

浅間町駅に集合し、朝日橋から洲崎神社まで約2時間のコース。

ガイドさんは、堀川文化を伝える会の柳田さん。


とても丁寧な資料を作っていただいた上、わかりやすく楽しい解説で案内いただきました。

まずは浅間町駅から5分ほど歩いたところにある朝日橋。
キャッスルホテルのすぐ近くにある橋です。


ここで「あさひはし」と濁らず表記しているのは、水が濁らないようにするという意味があるという豆知識を教えていただきました


ここは福島正則が堀川を開削した時の、最北端に位置する場所。
運河としての堀川はここがスタート地点。黒川の猿投橋から朝日橋の浚渫(しゅんせつ)工事により、伊勢湾の潮の影響を受ける汽水域に。そのため、朝日橋より南の堀川は「海扱い」ということで、名古屋港の港湾区域になるのだそう。


橋には石碑があり、福島正則が開削したこと、この辺りには満潮にのってカツオやイワシがさかのぼってくるということが書いてありました。


サムライクルーズなる観光の船もありました。
その付近に「でんわ将軍」という、名古屋城近隣らしい名前の店を見つけ、参加者さんが楽しそうにしていました。
私も思わず食いつきました。素敵ネーミング。


その後は木挽町へ。こちらは材木を運んだトロッコレールの跡が残っています。
写真ではわかりにくいですが、トラックの下にレールがチラッと写ってます!


景雲橋では、かつて瀬戸電の堀川駅があった跡地であることを教えていただきました。
瀬戸から電車で陶磁器が運ばれ、堀川から船で国内外に運ばれていたのだそう。


ここに駅があったという事を示す看板が今年3月に建てられていました。



五条橋では有名な清洲越しの時に持ってこられたという擬宝珠のレプリカを見て、子守地蔵尊、屋根神様を見て、美濃路が通る橋・伝馬橋へ。福島正則も関ケ原合戦に向かう時、家康が勝利して凱旋した道ということで縁起のいい道とされていたようです。


余談ですが、美濃路と中山道の分岐点を示す追分道標は垂井町にあります。
これを昔は歩いていたわけですから、まあまあな長さですね。



そのあとは光明院さんにて、船の上にお地蔵さんを見学。
何度も目の前を通っていますが、初めて中にはいれました。
普段は閉まっているそうですが、ガイドさんが事前にお願いして見せていただけることになりました。


船に乗ったお地蔵さん。カワイイですね。



納屋橋は福島正則情報満載でした。
まずは橋の家紋、三蔵という地名の由来、できたてホヤホヤのベンチの一部の福島正則像も。





愛知医学校跡、御船手役所跡を経て、福島正則が開削工事の際に安全祈願祭を行ったという洲崎神社まで歩きました。





洲崎神社は明治神宮などの遥拝所があり、お参りが便利というミニ情報も。


ほとんど堀川については知りませんでしたが、こんなにたくさんの歴史があるとは。七里の渡しまで歩きたくなりました。

福島正則にちなんだお酒と料理で懇親会



第2部は大酒飲みの福島正則から、お酒をたくさん飲もうね懇親会
兜飾りは福島正則の牛のようなデザインで、スタッフの気合が感じられる作品

参加5回目でもらえる特別な飾りは3名、10回目でもらえる金のカブトは3名と今回はお祝いが多かったです。
金のカブトもスタッフの手作り。歴史ナイトは手作り上手なスタッフが多いのです。

お酒は持ち寄りなので、みなさん福島正則にちなんだお酒を選んできてくださいました。
富田酒造の七本槍は3本、富田酒造さんの石田三成、広島の酔心、北の庄のにごり酒、宮城、東京・芝のお酒、などなど人の数より酒瓶が多いという状況。

そして食べ物もパテ、いなり寿司、手作りの鮒寿司と生ハムという超豪華な差し入れ、乾き物などのおつまみ各種、ビールの差し入れもありました。

お料理は大ナゴヤ大学の学長さんによる、福島正則にちなんだ素敵なお料理が登場。


いのししのような荒くれ者から、ローストポーク。広島の名産レモンを添えて召し上がれ的なコメントがありました。
そして、一番槍にちなんでヤリイカのサラダ、パスタ2種類、卵焼き、福島正則が運んだと思われる材木をイメージしてブッシュ・ド・ノエル。メニューと逸話を見ただけで、感激です。(料理写真を撮れず、丸太をイメージしたデザートのみ写真アリ)



ライトニングトークは発案者のマリ先生。


酒は飲んでも飲まれるな(笑)という素敵なタイトルのお話。
福島正則のお酒の失敗と、今回のために美味しい広島のお酒をお取り寄せしてくださったという内容でした。

続いては久しぶりのあま市出身で主催者の小林優太くん。
福島正則誕生の地として、子どもたちがおそそ歌舞伎を福島正則像(ベンチの一部)の前で舞うイベントが行われたという地元の取り組みなど。正則小学校というゆかりの小学校があるという情報が気になりました。


最後はレジェントの内田先生。
豊臣秀吉は、福島正則をものすごく高く評価していたという話を。


晩年は気の毒ですが、堀川からの経済発展など戦以外の武功は非常に素晴らしく、ただの荒くれ者ではない知的な福島正則を知ることができました。



楽しい時間はあっという間。みんなで集合写真を撮って終了。
この日はエレベーターが点検のため使用不可。ほろ酔い(シッカリ酔い?)での階段はちょっと怖い感じでしたが。

今回もとても楽しかったです!
<なんだかよくわからないけど、みんな楽しそう>というのが一番良いですね。

次次回の企画もまたアンケートやリクエストから考えようと思います。
次回は6月23日の『西郷どんナイト』。
ちょっと趣向が変わって水炊きと甲冑、西郷どんの日帰りバスツアーをやります。
いつもよりお高めなプライスで定員32名と、プレミアムすぎる内容でリリースしましたが、残り4名となりました!

治水神社の見学、日本の甲冑の大部分を制作する丸武産業の平林さんによる西郷どんの講演と戦国ワークショップ、坂本龍馬も愛した水炊き、レアな芋焼酎、一部焼酎飲み放題(薩摩流に前割りで)、一部ソフトドリンクも飲み放題!絶対楽しいと確信できる内容です。


ご参加いただいた皆様、ガイドの柳田さん、大ナゴヤの学長さん、スタッフの皆さまありがとうございました!

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カテゴリ:戦国ネタ