【レポート】10回目記念イベント「名古屋城ナイト」、想像以上に本格的な会になりました


6月4日に第10回名古屋歴史ナイトを名古屋城で行いました。
お集まりいただいたのは28名、昼間からお城に集結して、内田先生による名古屋城ガイドと、杉原先生による本格茶会体験と超・豪華な内容でした。

主催者的にもこんなにスゴイとは思いませんでしたw



内田先生の名古屋城ツアー


まずは正門に集まります。みんなで入場をするために、ココで受付。
本日の挨拶を内田先生から行っていただきました。
挨拶代わりに名古屋城とはどういう城かを説明。
20もの諸大名が名古屋城を建設しに来たという話をされたものの、なんと19の大名の名前を話す先生。
もう代表的な加藤、黒田、福島当たりしかわかりませんw


小林くんが作ってくれた特製の歴史ナイトの旗で出発。新聞紙カブトの集団、名古屋城のガイドボランティアでもなく一般の人のガイドでゾロゾロ歩く私たちは相当注目浴びてました。


まずは西南隅櫓から。この横の堀の鹿チェックと、鍋島藩が担当したこの櫓は何度も崩れてしまったことから「仕事が雑」とバッサリ説明する内田先生。一同爆笑です。


次は加藤清正の銅像の前で、彼の遺作となった名古屋城の天守について説明。
加藤清正は名古屋城の石垣を最後に、京都へ寄って秀頼に会って、熊本に帰る途中死んだとのこと。


この立派な石垣が彼の最後の仕事になったということ、秀吉と同じく、石の上で作業者たちを鼓舞したパフォーマンスを模した銅像なのだそうです。
この銅像のおかげでまるで、加藤清正が城主のようですが、実はそうではない複雑なストーリーがあるということを、お話されました。


お次は第2期公開で話題の本丸御殿。さすがに時間がないので、外で説明してもらいました。
本丸御殿は実は徳川家光のために建てたものであること、実は家光と義直は仲が悪かったという話をしていました。


そして名古屋城といえば、この刻紋。数が多すぎて、学芸員さんも把握できないほど。
みなさん「わ~ほんとになにか書いてる!」とテンション高く写真を撮っていました。


そして名前に偽りありの「清正石」。加藤清正のものではなく、実は黒田長政の担当した石垣だという話や


天守裏の礎石の跡を見てから、


御深井丸のほうへ歩いていきます。


時間がなくて入れませんでしたが、6月1日から6月5日まで公開中の西北隅櫓の説明を。実はここは重要文化財指定されており、戦火を免れた貴重な櫓。個人的には本丸御殿より、こちらに興味津々。(その日はバタバタで見られなかったけれど…残念。)


名古屋城の貴重なものを職員が命からがら運んだという蔵。
ほんの少しですが戦火を免れた襖などのエピソードは、天守閣の展示でも解説されています。
まあ、ここまで来る人はそんなにいないかもしれませんが。


茶室に戻り、みんなで記念撮影。


さらに庭の長い石を使ってエグザイル方式で写真を。もはや後の人が見えない・・・


どのくらいなら見えるのか、スタッフだけで試してみました。
茶室エグザイル。

職員の方に、シャチホコも入れたほうが・・・と言われ、ポーズも指定されて撮ってみた。
PENTAX DIGITAL CAMERA

2・武将気分を味わえる本格茶室体験


さてさてお借りした名古屋城の茶室は、普段は立ち入り禁止ですが基本的に誰でも借りられる公共のスペースです。




もう、素敵ですよね。
まずは書院でお待ちいただきます。
おばあちゃんの家みたい。


縁側も素敵で、着物の参加者木崎さんをモデルにみんなで撮影会。
縁側と女子と着物とカブトっていい絵!


歴史ナイトの茶会ということで、大垣の杉原明子先生におもてなしいただきました。
先生は、表千家の地方教授として教え続けて25年。『社中一同、茶の湯の心で、現代の武将をおもてなしいたします!という
意気込みでこのようなしつらえを考えてくだいました。書院のお軸は「楠木正成親子」、茶室のお軸は「和敬静寂」。意味は、主人と賓客がお互いの心を和らげて謹み敬い、茶室の備品や茶会の雰囲気を清浄にすることのようです。


今回は10人1組なので、各グループに「正客」役を演じていただく形にいたしました。
扇子や懐紙は貸していただき、作法などはすべて先生やお弟子さんが優しくサポートして、教えて下さいました。
なんと本格茶会のお作法まで習えるすごい会。
正客さんから順番に庭を歩いて茶室に向かいます。


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腰掛け待合で待ちます。


主人が迎えに来ました。


ここで一礼。


手水場で手を洗い、桶で口を濯ぎます。


こちらがにじり口。こんな風に


ひょいと入ります。


男性でも余裕で入れる広さの入り口です。昔は刀を置く場所があり、身分関係なく茶室は皆公平であるという世界観だったことを体感できます。


主人が客人をもてなします。

その前に軸を見て、この茶室は山里を表しているので花がありません。
そのため花を茶室に飾っているということ。こうして山と花という自然を感じます。

いつも歴史ナイトを手伝ってくれるめぐちゃんは本日はお茶運び。


お菓子は田子の月。この時期らしい、水田に映る月をイメージしたお菓子でした。
そして家康の好物と言われた浜納豆も。


まとめ


「超本格的な会で驚いた」とか、「良かったよー」とか、心から言っていただけて嬉しかったです。
10回、歴史ナイトをやってみてこんなグダグダでも参加してくださって、本当にありがたいことです。

結婚報告をしたら参加者さんにプレゼントをいただいたり…イベントを通じてコミュニティができてきているのが一番うれしいなあと思いました。

またみんなで3ヶ月後集まってワイワイしよう。そういう距離感、いいですね。
とはいえ、同じことを何度もするのではなく、いろいろ変えてみるという実験も意欲的にやっていきたいです。

11回め、決まったらまたご連絡します。

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カテゴリ:名古屋歴史ナイト