豊明と緑区。二つの桶狭間古戦場をめぐる街歩きのレポート


3月19日に豊明市さんから委託を受けて、桶狭間2つの古戦場をめぐる街歩きを行いました。
参加者は13名。朝は天気が微妙でしたが、午後は天気もよくウォーキング日和でした。

この日は桶狭間古戦場伝説地と桶狭間古戦場公園の2つを同時にめぐり、それぞれのガイドさんが説明をしてくださるというスペシャルなもの。

桶狭間をくるくると歩くことで、この戦いは山だからこそ軍隊の数がモノを言うものではなかったことが実感できました。



最初は豊明市の桶狭間古戦場伝説地


集合は中京競馬場前駅。さすが馬の町なだけあって大きなパネルが。


10分前には参加者全員集合という優等生ぶり!!飛び入り参加の方もいらっしゃったので13名以上いたような感じです。

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黒兜は豊明市さん特製の兜。とってもカッコいいですね。一応今日の説明をする歴史ナイトの我々。


「伝説地ってどこですか?」
「歩いて3分くらいなんですよー」

という会話をしながら現地へ。本当に道をわたってすぐのところに伝説地があります。

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すると、豊明市のボランディアガイドさんが、熱烈歓迎してくださいました!

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会長さんがご挨拶。

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本を書かれた太田先生自らご説明。木をホワイトボードのように使って、たくさんの資料を吊るして説明いただきました。

なんというVIP扱い!!歴史ナイト御一行様がこんな風に扱ってもらえるとは。

今川軍の家臣が書いたと言われる「今川というスゴイ軍が負けるなんて、悔しい」的な恨みつらみが書かれた弔古碑や、義元以下7人の武将の碑である七石表の説明もしていただきました。


情熱がすごいですよね。こういうのがとても嬉しいと参加者の方もおっしゃっていました。
たっぷり説明をいただいた後は、みんなでお向かいの高徳院さんへ移動。


門をくぐってそうそう「今川義元の本陣跡」が!本陣跡の場所も諸説あるのです。謎がより深まりますね。


美しい庭を通って


ずんずん歩きます。

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すると松井宗信の墓なるものが!

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豊明市文化財に指定されています。この松井宗信は今川義元の重臣。桶狭間の戦いで殉死したのでこの地にお墓が建てられているのだそう。重臣の殉死がこの地ならばやはり義元もここで…と想像を膨らませてしまいますね。


おまけ。高徳院の方がパイプ椅子の荷車が重すぎて坂道を登れず困っていたところ、参加者さんが自主的にお手伝いに行っていました。
なんともハートフル。

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ここから歩いて釜ケ谷と緑区の古戦場公園へ


てくてく歩いて行くと、

マンホールにご注目。ここは豊明市と名古屋市緑区の境なのでマンホールの柄が変わるのです。

参加者さんも「ほんとだ!豊明市は合戦の絵柄で名古屋は違うんですね。」
「どっちが義元?」と、会話が弾んでいました。


愛知用水の下をくぐり抜けて

桜花学園前にあるこの看板。信長軍が今川軍に突進していったといわれる「釜ケ谷」の場所です。


熱心に小林くんの解説を聞いていました。信長が雨の中、ここから向かうことを想像すると、超がつくほど山すぎて方向感覚が分からないような気もしました。信長、もしかしてカンで突っ込んだとか??想像がどんどん膨らむのが街歩きの良い所。



緑区の古戦場公園は歩くジオラマがある


釜ケ谷から徒歩5分、緑区の古戦場公園です。


超有名な今川義元と織田信長の銅像。全国に今川義元の銅像があるのはここだけなのだとか。


緑区のボランディアガイドさんも温かく説明いただきました。


この公園は歩くジオラマになっているので、公園内を歩くだけでも桶狭間合戦を学ぶことができるすぐれものなのだそうです。

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その後は義元の隊列のごとく、2列に並んでながーーい坂道を越えていきます。


その後は15分位かけて、鷺之森碑を見に行きました。

鷺之森碑の解説はコチラ。

清須の織田信長は、これを迎え撃つため、戦勝を熱田神宮に祈願をしたとき、不思議にも社殿から二羽の白鷺が飛び立ち、今川義元の小憩地より数百メートル西南にある小高地の森の古木に羽を休めました。この奇瑞により、信長は大勝を得たと伝えられています。
この森を鷺の森と称していましたが、明治9年、石を積んで塚とし、その上に碑をすえ、村人は鷺塚と呼ぶようになりました。


引用:http://minkara.carview.co.jp/userid/157690/spot/764779/

その後は、合戦最中を販売している久乃家さんをご紹介させていただき終了!

駅では豊明市のキャラクター、信長くんと義元くんがお迎え。みんなで一緒に写真を撮りました。

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最後の方は歩き疲れたかもしれませんが、ボランティアガイドさんの地元への情熱は魅力的でした。
豊明市、緑区どちらの古戦場も歩くことができたので、とても嬉しかったです。

今回はアッサリコースでしたが、もし次回開催するなら新たな桶狭間コースを歩いてみたいですね。
皆さん、お疲れ様でした!

この記事を書いた人

北村 美桂
北村 美桂
岐阜県出身。約10年のWEB編集・ライターを経て、2013年から独立。「名古屋歴史ナイト」という歴史イベントも主宰。詳しく知りたい方はコチラ
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カテゴリ:名古屋歴史ナイト