素人目にも武田の城づくりのスゴさがわかった。千田嘉博先生プレミアムツアー2日目・古宮城

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2日目は上級コース、新城市にある武田軍の最前線のお城「古宮城」を目指します。
この日もカツイエ.comは雑用係で参戦。今回も40名の参加者が集まりました。

マニアックツアーなのにこの盛況ぶり。すごいですね。

昨日の雨とはうってかわって快晴。まさに山城日和な感じでした。

1日目の小牧山城のレポートはこちら。

土砂降りの小牧山を一緒に歩いた!千田嘉博先生のプレミアムツアー第1日目 | カツイエ.com





名古屋から新城に向かうバスの中も城郭講座


お城ツアーのスゴいところは、名古屋から新城に向かう道中にも何個も注目のお城(城跡)が出てくるところ。
通る度に、先生はマイクを持って城郭解説。

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名古屋城に始まり、桶狭間合戦の大高城、鳴海城、その付城の善照寺砦から見える向き、岡崎の岩津城などなどバスの中も講座が聞けて、とっても楽しかったです。これはバスツアーならではの特典ではないでしょうか。

長篠城跡


長篠城跡からチェック。普通はこの資料館に皆さんは入りますが、私たちは入りません。かなり変わった人たちだと思います。

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目的はこういう土塁。

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こちらは本丸跡。

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線路になっていますが、ここが本丸の一番端っこ。見えるのは鳶ヶ巣山など武田軍の砦。

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長篠城と他の軍の砦の位置関係などの説明。いろいろ「おお!!」ということがあったのに、望遠がヘボすぎて撮れなかったりしました。残念…

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先生曰くこの土塁の残り方などは非常に綺麗で見応えがあるとのこと。

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次に向かったのは設楽原歴史資料館方面


次は設楽原歴史資料館方面へ向かいます。

普通の人は馬防柵と、設楽原歴史資料館に行きますが、千田ツアーはそんなところにはいきません。
馬防柵付近にある、徳川家康の物見塚。

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ここは対岸にある武田軍と、前線を守る徳川家康軍の距離の近さを見るためです。
対岸には記者さんと富永さんが立ってくれて、相手の陣地の人間の大きさがわかりました。
相当な近さです。相手は武田軍ともなれば、その恐怖ははかりしれませんね。


みなさん、写真をたくさん取られています。なんのへんてつもない山に向かってシャッター切りまくる集団は、地元の人もびっくりした様子。何名か見に来ていたそうです。

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設楽原古戦場のいろはかるた「日は悲し 一五七五ぞと 武田七九」。
設楽原合戦の起こった日付らしいです。ご当地いろはかるたファンとしては再訪してこのかるたをゲットしたいところ。

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バスは一同古宮城方面へ


長篠に来て、設楽原に来て、私たちは土塁や物見塚しか行ってません。
それだけでも相当な上級コース感がでていますね。昨日も資料館には寄らず、なかなかの山道を下るあたりも上級者な感じでしたが。

道の駅もっくるにて。足湯がある楽しい道の駅ですが、時間がないので手で触るのみ。分刻みのハードスケジュールです。

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これが2日目の陣中飯。味噌を塗ったおにぎり、まんまるな大根の煮物あたりが陣中飯風のものです。
それだけでは現代人は腹がへるので、カツや魚が入って満腹感はバッチリです。

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食べた場所は作手の道の駅。電車の模型などが有名なようです。

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千田先生が分刻みスケジュールのため、食べれないと悔やんでいた五平餅。みんな五平餅が刷り込まれて、購入者多数。
私も買っちゃいました。お弁当完食しておきながら、よく食べること。

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ここからが武田の城を味わう古宮城


白鳥神社の中から入っていく古宮城跡。

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山城案内人の地元の方も同行し、散策スタート。縄張り図を見ながら、今どこにいるのかを解説いただき自身の目でじっくり確かめます。

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こちらは正面の門・枡形付近の土塁。方形の枡形で THE武田の作りであることを確かめられました。

陣城としての防御力の高い城の設計と、山を切り開く作業を同時に行ったというハイスペックな土木工事を堪能できます。
400年以上も前にこんなことができるなんて。

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人が並ぶと土塁感がよくわかる1枚。これが当時武田がつくったお城の城跡ですからすごいですよね。

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ポイントごとに説明を受けます。縄張り図の見方もまだ怪しいので、ついていけない箇所もありましたが、参加者さんが教えてくれたりしたのでついていけました。もっと縄張り図を理解できるようになりたい。

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上下関係がはっきりしている曲輪の作り、片方に侵入されてももう片方を活かせるという入念な対策。

山を切り開いて作った土を有効活用。土塁が本当にキレイに残っているので、相当な大きさの城であり、複雑すぎる作りで敵を翻弄したことがわかりました。

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2時間くらいたっぷりと古宮城と、武田の城づくりの能力についてじっくり学びました。
最後は山城の中でみんなが写真撮影大会。

僭越ながらスタッフも混じって2ショット写真をいただきました。

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ちなみにこんなにすごいお城ですが、有名にならないのは三英傑ではなく、武田の城だからなのだとか。

こんなにすごい土塁があるお城はそうそうないので、愛知県も敵に塩を送る気持ちで盛り上げて貰えたらとファン的には思いました。

第二弾を要望する声もあがった感想発表会


帰りのバスの中では、参加者さんが感想を述べていきました。

いきなりのマイクパスでびっくりした方も多いと思いますが、サラリとうまく感想をお話されていて、びっくりです。そういうことができるようになりたいものです。

感想はみなさん「楽しかった」とのこと。

もっと他の城に行きたい、第二弾は桶狭間を歩きたいなどリクエストも多数出ていました。

たしかにこのツアーは、山城から読み取る情報が、こんなにたくさんあるのかと気づける貴重なもの。
ぜひ2回めもやってほしいです!

1日目のレポートはこちら。

土砂降りの小牧山を一緒に歩いた!千田嘉博先生のプレミアムツアー第1日目 | カツイエ.com







先生の最新の本。真田の城についてです。

この記事を書いた人

北村 美桂
北村 美桂
岐阜県出身。約10年のWEB編集・ライターを経て、2013年から独立。「名古屋歴史ナイト」という歴史イベントも主宰。詳しく知りたい方はコチラ
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カテゴリ:戦国ネタ