土砂降りの小牧山を一緒に歩いた!千田嘉博先生のプレミアムツアー第1日目

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11月14日、15日に行われた千田嘉博先生のプレミアムツアー。
城郭研究の第一人者で、奈良大学の学長である超VIPな千田先生がフィールドワーク&解説してくださるという、史上稀に見る豪華な内容。

1日目の11月14日は、2015年2月織田信長時 代の3段目の石垣が見つかったことで話題になった小牧山城です。
先生の講義と、城郭復元画家の富永商太先生の講義のあと、一緒に小牧山城に登るという内容。

まさかの土砂降りにあい、それでも山道を分け入るという、普通では味わえないツアーとなりました。



会が始まる前から講義の様子


会場は名鉄小牧駅の名鉄小牧ホテル。

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会場はこんな感じ。宴会場を講義スタイルにしております。

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打ち合わせをする読売新聞の記者さん(人気連載「天下人の城」をご担当)と富永先生。

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実はカツイエ.comは、今回はスタッフ側で参加させていただきました。担当は受付と、戦国風のお昼ごはんの説明と…基本は雑用です。

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この日は約50名の方がお集まりになりました。遠いところは栃木、東京、大阪、石川とみなさん歴史やお城、千田先生のファンの方が地域問わず集まっておられました。

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富永先生の城郭復元画家の仕事についての講座。どうやら初講座ということで緊張されていたそうですが、笑いもしっかりとられてました。
城郭の知識を絵としてアウトプットするという非常に特殊なお仕事。先生の絵は千田先生からのチェックを受けて、正しい城郭を絵として描いていらっしゃるのだそうです。

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武将JAPANさまでも取材させていただいた時、お仕事について深くお聞きしました。

漫画家の富永商太さんに「歴史復元画家」の仕事について聞いてきました! | BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)



食事の説明と小牧山登山


カツイエ.comは、名古屋歴史ナイトで陣中飯を出している関係上、なぜか食事のアイデアを幾つかだし、それを一部採用いただきました。光栄な事です。そのため、ご飯の説明という大役wを仰せつかりました。

この時は名鉄小牧ホテルさん特製の松花堂弁当。織田信長にちなんで、名古屋コーチンの焼き鳥、大根やごぼうの煮物、金平糖、赤こんにゃくなどを使っていただきました。その他にも茶碗蒸し、ごはん、おいしいお刺身など超豪華。上品でしかもとっても美味しいお弁当でした。



写真はエミさんから提供いただきました!ありがとうございます(*^^*)

腹ごしらえのあとはみんなで小牧山城へ。

1日雨マークがでてたのにもかかわらず、一瞬雨が止んでいました。先生、外へ出ると超楽しそう。
雨がふらないと確信して軽装で行く!と力強く宣言。なんだか士気もあがります。戦の前っぽい雰囲気。

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大手口から入ります。

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みなさんカッパ着用で完全防備。参加者は女性が多かったのも印象的。

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これが当日話題となった露出している南側の大手道沿いの石垣。石垣のイメージが膨らみます。

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上から見るとより石垣であることがわかります。

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先生はひとつひとつのポイントについて解説。その度にシャッター音があちこちで響きます。もちろん、その城跡のポイントを撮影しているのです。

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あっという間に頂上。3月に訪問した時よりも、石垣の見どころポイントの看板ができていたり、よりいっそうこの大発見についての情報が増えていました。

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なだらかなこの部分は張り出した櫓台のあとの可能性が高いとのこと。

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頂上から下る道はまさかのマニアックロード


頂上から下る道は、ほとんどの人がつかわない超山道が選ばれました。「足場は悪いけどこっちのほうが面白い」とくれば参加者さんも「ぜひ!」というテンションに。これが歴史好きのテンションなんですね。この瞬間だけで楽しい。

向こう側に は稲葉山城(岐阜城)。やっぱり信長の次なる目標は美濃の国だったことをここで認識。

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しかし下り坂にかかったところから雨がどんどんハードに。先生と説明マイクが故障せぬよう、傘係さんが登場するまでに。私はカッパ未着用のため、カメラを出すことができなくなってしまいました。

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それでも撮りたくてとった美しい土塁跡。こういうのヤバイですね。小牧山城にもあったんだと感動。相当大きな山城であることがイメージできます。

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その他間々観音の跡では当時の石とりのあとを見られたりしました。しかし、ここにはカップルが愛を語らっておられて、あやしいカッパを着た集団が50人くらいゾロゾロ来て邪魔をしてしまいました。きっと人気のないデートスポットとしても活用されているのでしょうけど、歴史好きは巨石に興味津々。

下山してからも見どころがたくさんありました。織田信長が住んでいたであろう居館跡、馬廻りのものが住んでいた屋敷の大きさ、家康が小牧・長久手の戦いで緊急で土塁を作った跡などを見ることができました。

曲輪404という住所がついているのも面白かったです。

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1日目はずぶ濡れになりながらも、小牧山城を大満喫。織田信長、徳川家康それぞれがどういう意図を持ってこの城を作ったのかを知ることができました。

2日目は古宮城ツアー。こちらも雑用係として参加してきましたよ!




この記事を書いた人

北村 美桂
北村 美桂
岐阜県出身。約10年のWEB編集・ライターを経て、2013年から独立。「名古屋歴史ナイト」という歴史イベントも主宰。詳しく知りたい方はコチラ
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カテゴリ:戦国ネタ