ビジネス会話で使える“戦国っぽい”一言ベスト10! 相手を尊重してる感がめっちゃ出ます

商談相手に失礼な言葉は使っちゃイケない!

そんなことは当たり前ですね。

では、手短に、相手に心象よく、なおかつ『こやつ、愛いヤツじゃのぅ』と気に入ってもらうにはどうしたらよいか?

私は提言します。

「戦国っぽい一言」を使ってみてはいかがでしょうか?

例えば時代劇などでもよく出てくる「ご武運お祈り申し上げます」という言葉。
一瞬ワケがわかりませんが、ちょっと考えれば真摯な様子であるのは伝わるはずで、多少、顔見知りの担当者さんなら「ふふっ」と小笑いを得ることもできます。

今回は、そんな武将言葉を10ほど選び、自分なりにランキング付けしてみました!

ビジネス会話に一工夫欲しいかた、よろしければご覧ください。

ベスト10位:恐れながら申し上げます!

かなり使いやすいのでおすすめの言葉。
ビジネスでは「大変申し訳無いのですが、言わせてください」もしくは「質問させてください」という意味合いで使えます。
大河ドラマや時代劇では家臣が膝を付き頭を下げて、「恐れながら申し上げます!」の後に意見を述べているシーンが浮かびます。

国語辞典でも同じような意味でした。

引用元:JLogos

恐縮ですが。失礼ですが。「―申し上げます」【用法】目上の人に対してへりくだってものを言うときに使う。
【出典】 ベネッセコーポレーション(著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄)
「 ベネッセ国語辞典 電子特別編集版 」

例:「恐れながら申し上げます!頂いた資料の1番についてもう少し詳しく教えていただけないでしょうか」

質問する時の前置きで使ったみた例です。

いきなり「恐れながら申し上げます!」と言われたら、ちょっと驚きますよね。
「何もそんなに恐縮しなくてもさ・・・」と思いつつ、そんなにへりくだって「ういやつ」に見えるのではないでしょうか。

また、上司に反論する場合でも使えます。

「恐れながら申し上げます!頂いた資料の1番についてですが、AではなくBではないでしょうか。といいますのも・・・(理由)」

恐れながら申し上げておいて、理由もなく指摘するとイラッとされそうなので理由も例文に入れてみました。

ニュアンス的に「若輩者の私が差し出がましいのですが」感があり、肝心の理由も伝えるので言いにくいこともきちんと伝わりそうです。

ベスト9位:卒爾(そつじ)ながら

「突然で失礼ですが・・・」の意味です。

人に声を掛けたりするときに用いる言葉で、ニュアンス的にはには「突然声をかけてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいです」という感じです。

例:「卒爾ながらお尋ね申し上げます。◯◯の案件の進捗具合はいかがでしょうか」

上司がとても忙しそうな時に使えます。

どんなにお忙しそうでも、部下として進捗確認しなければならない場面もでてきます。
「うわー、聞きたくないわー」と思ってもです。仕事って容赦ないですよね。

そんな時、この言葉を使ってみてはいかがでしょうか。

この言葉を使うことで、「ああ、事情を汲んで気をつかってくれているのだな」と好印象になり、「○○の件は8割出来ているから明日戻すよ」なんて返ってくるかもしれません。

ベスト8位:罷り越す(まかりこす)

突然失礼いたします。の意味。
スペシャル謙譲語で、身分が下の人が上の人に使う言葉。ものすごく恐縮しているような雰囲気が出る言葉なのだと思います。

例・上司の席に行って一言。
「どうしてもお伝えしたいことがあり、罷り越しました」

もしこの言葉を知っている上司だったら「お、おう・・・」となるかも知れません。
そのくらい「突然やってきてしまって本当に申し訳ないんですけど」というニュアンスの言葉になると思います。

ベスト7位:ぜひもない

映画やドラマなどの本能寺の変のシーン。
もはやこれまでとなった織田信長が、「是非に及ばず」というセリフを言っていますね。

その影響で、信長の最期のセリフというイメージが強いですが、「もう、どうしようもない」という意味です。

『使ってみたい武士の日本語』では以下のように解説されていました。

引用元:野火迅『使ってみたい武士の日本語』(草思社)

P27
古語では「是非無し」という。「是非」は「良し悪しの判断のこと。すなわち「是非無し」とは「やむを得ない、どうにもならない」という諦念の言葉である」

会社員時代は「簡単に『できない』って言うな!」と、できないという言葉を発しようとすると怒られることもありました。
すぐにあきらめるなという姿勢を持ちなさいという意味でしょうけど、なかなかプレッシャーがかかるお叱りです。

「カラスの色を白くしろ」なんていう、あさってすぎる無茶ぶりはお断りするとして、難しい案件、やっかいな案件を担当する事になった時に使ってみましょう。

例:「なんとも難しい案件。是非もないが、やるしかあるまい」

上司向けというよりも自分のテンション維持のために使う言葉ですね。
「是非もありませんがやるしかないですね」と、上司にいうと文句を言っていることになるのでちょっと危険かもしれません。
でも、独り言ならきっと大丈夫です。武将気分でちょっとだけテンションが上がりそうですよね。
古風なやつだと思われるか、「とうとう、おかしくなったか」と心配されて、ヘルプが出るかも知れません。

ベスト6位:ひらに

何卒宜しくお願いします、の意味。
時々、納期的にも内容的にも相手にとって無茶かもしれないお願いをしないといけないことってありますよね。
そんな時、「何卒宜しくお願いします!!」という事が多いと思いますが、「ひらに、お願いします」と言うと、同じくらい「本当に本当にお願いします」感が伝わります。スッキリしていてかっこいい、クールなお願いの仕方に見えますね。

例:「明日までの資料の確認、ひらに、お願い申し上げます」

急いでほしいとハッキリ言えない時は「なるはや」と曖昧に急かしたりしてしまいますが、これだけ期限も明確にされ、丁寧に言われてしまったらやらざるを得ません
ひらに、という言葉に凄みを感じるように話せる演出も加えるとなお良さそうです。

ベスト5位:念には及びませんが

「改めて確認するまでもありませんが」の意味です。作業の確認は、お母さんが子供に「宿題やった?」と聞くような感じで、作業が間に合っていないときほど確認されたくないものです。
それでも確認しないわけにはいかない。そんな時に使えます。

例:「念には及びませんが、◯◯の書類はすでにご用意されておりますでしょうか?」

丁寧なんですけど、凄みがあるかもしれませんね。
たとえ用意していなくても、「はっ!只今!!」と言いたくなります。
ラッとさせず、すぐに着手してもらうことができる丁寧な詰め文句としても使えるかも知れません。

ベスト4位:お流れ頂戴つかまつる

お酒の席で使う言葉ですね。目上の方からのお酒をいただく時に一言掛ける言葉として使えます。
ちなみに目下から目上へ盃を捧げることを「献杯」といいます。
その対義語として「お流れ頂戴」があるようです。

例:(上司にお酒をついでいただいら)「お流れ頂戴つかまつります」

ベスト3位:手元不如意

「お金の持ち合わせが少ない」という意味です。
また目上の方のお誘いを、角を立てずにお断りするときにも使えそうです。
「お金がありません」とはちょっと直接的ですし、「お財布が寂しい」というのもなんだか哀愁が漂います。
あえて「手元不如意で」といえば、ごまかしが利くのではないかと思います。

例:「お誘いいただき大変ありがたく思います。今回は手元不如意のため次回お誘いいただけますと大変嬉しいです。」

ただ飲み会を断っただけなのに、ずいぶんと上品に感じませんか。
相手もこれならしょうがないなと、さわやかに納得してくれそうです。
「おごるるからどう?」と言われたら、どうしましょう(笑)。

行く場合は、2位言葉「恐悦至極に存じます」が使えます。
まちがっても7位の「ぜひもなし」とは言わないように

ベスト2位:恐悦至極に存じます

相手にしていただいたことに感謝をする時に使います。「身に余る光栄」という感じでしょうか。
謙虚さがものすごく出て好印象になりそうです。
「ありがとうございます」の代わりに使えると思いますが、多用するとうざくなりそうなのでここぞという時に使ってみてください。

例:「このような大役を預かり、恐悦至極に存じます」

昇進した時に、上司にお礼を言う時に使ったシーン。謙虚ですし、頑張ってくれそうという期待感が感じられます。
また商談が成立した時、取引先の方にも使えそうです。
「この度はご契約をいただき、恐悦至極に存じます」。かなり便利です。

ベスト1位:ご武運お祈り申し上げます

これは主君が戦に行く前に身内の者が掛ける言葉で、現代で使うなら商談に行く前の相手や、ここ一番の大仕事に取り組む方に掛ける言葉として使えます。「Good Luck」みたいなニュアンスですが、言葉に重みがあり「頑張って」が強調されるようにも思います。

例:「大きな商談があると伺いました。ご武運お祈り申し上げます。」

商談は戦場。ここで大きな手柄を上げて、武勇を褒め称えたい。
そんな気持ちが伝わりませんか?
ただ「商談頑張ってください」だと軽いですが、「ご武運をお祈り申し上げます」と身が引きしまる思いになりそうです。
言葉で相手に力を送れそうな一言ですね。

同僚など同格の方には「ご武運を!」だけでもいいと思います。例えば好きな女性に告白するとか緊張の場面に出かける方への励ましにも使えそうです。

いかがでしたか。
意外と戦国っぽい言葉はビジネスシーンでも使えます。
基本的にへりくだっている意味合いの言葉ばかりなので、失礼には当たらないはずです。
相手に「古風でいいやつだな!」なんて、好印象を抱かれたら最高なんですけどね~。

上司が部下に使う戦国っぽい言葉はこちらでまとめています!
リーダーがビジネス会話で使える“戦国っぽい”一言ベスト5! メンバーに尊敬される感あります

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カテゴリ:戦国ネタ