これまでのギャンブル業界の変遷
日本におけるギャンブルは、最も物議を醸している話題の一つですよね。多くの人々がギャンブルゲームに夢中で、もうそろそろ世界の他の国々と同じ様になるべきだと思っている一方、ギャンブルの合法化によってヤクザが幅を利かせ、社会を堕落させると考えて反対する人たちも多いのです。
皆さんはいかがお考えですか?そこで今日は、日本のギャンブル業界の変遷について考えてみたいと思います。
よくよく聞いてみると、誰もがこの問題についての欠点と利点に気づいています。日本はギャンブル業界にとって極めて魅力的な存在であると世界中から見なされており、世界は日本へ参入する機会を待ち構えています。
誰も進行中のものを止めることはできません。政府は少しずつ規制関係を整えながら、世界のギャンブル業界の仲間入りをしようとしています。
2016年から、政府はいくつかの法律と規制事項を制定し、それによってついにカジノを我が国で営業開始させる筋道を整えました。この分野について元安倍総理大臣が大いに働きかけ、2020年にとうとう日本カジノ管理委員会が設立されました。同委員会は日本でギャンブルを合法化する上で極めて重要な存在です。
同委員会はカジノにライセンスを付与し、カジノビジネスのあらゆる側面が法に準拠していること、マネー・ローンダリングやその他の様々な不法活動が一切排斥されることを監督します。最も恐れられているのがヤクザとギャンブル業界の癒着で、これを未然に防ぐことが同委員会の重要な役目の一つとなるでしょう。
一方、各局のメディアは極めてギャンブルに懐疑的です。新聞には実際にギャンブルに対する懸念や不安について色々記載されており、まるで悪いことが起こるのを待ち構えていて、もし起きた時には大騒ぎしてやろうと言わんばかりです。
メディアというのは、そうした機会さえ見つければ黙ってはいません。政治家が中国のギャンブル業界から賄賂を受け取った、というスキャンダルが出た時もそうでした。メディアはその真相が明らかになるのを待たずして、その人物を失墜させるのです。
日本国民とメディアが一番恐れているのがヤクザだということは既にお話ししましたが、次なる問題は「ギャンブル依存症」です。人々は昔ながらの価値観が打ち砕かれ、世の中が生き地獄と化すことを非常に恐れているのですが、ここで一度立ち止まって、別の観点からこのことを見てみましょう。
例として、日本ではパチンコが存在し、それは合法ですよね。私の多くの友達もパチンコをしますが、いずれも依存症にはなっておらず、単なる遊びとしてやっています。よって、パチンコは日本がギャンブル業界と共存できることを証明しているのです。
ギャンブルに対する認識の向上は、政府および市民としての我々の大きなつとめです。社会の若年層に対して、ギャンブルをはじめとするあらゆる種類の依存症について啓蒙する必要があります。ギャンブル依存症への認識推進ウィークがあり、依存症の人々のことを私たちが考えているということを示す上で大変役立ちます。
日本の潜在市場は膨大です。だって考えてみてください。日本は外国人観光客に大変人気がありますし、ギャンブル業界は、日本の人気観光地数カ所に新たなカジノを建設し、観光ツアーのコースに含めることを検討しています。また、多くのカジノが、既に名前の通ったホテルやレストランの中に開設されることになるのです。
いずれにしろ、私たちは結論を出す必要があり、ギャンブル業界はすぐ手の届くところにあるのです。新たな統合型リゾートのポリシーが年内に提示され、数年以内にカジノ統合型リゾートが私たちの普通の生活の一部になろうとしているのですからね。